今日から3学期が始まりました。
本校の最終章の幕開けです。
始業式がありました。
まず、校長先生のお話。
お正月、年賀状やテレビ、広告などで、
「笑門来福」という文字を見かけることが多くありました。
これには、今年を「笑門来福」にしたいという願いが込められています。
この言葉は、「笑う門には福来たる」ということわざと同じ意味です。
「門」は、家、家族を表します。
学校で言えば、家は学級ですね。
笑いがある学級には、幸せが訪れるという意味です。
さて、みなさんの学級には、よく笑う人がいますか?
笑いの中でも、人を馬鹿にするような笑いには、福は来ません。
それは、絶対に駄目です。
でも、楽しいことや面白いことがあったとき、声を出して笑うのはとてもいいことです。
では、なぜ笑うと福が来るのか?
笑うことは、体にとてもいいことなのです。
それを研究した人がいます。
その研究によると、笑うと脳が刺激されます。
脳にビビビッと電気のようなものが流れるのです。
その刺激によって、「エンドルフィン」と呼ばれる、
人を幸せな気分にしてくれる薬のようなものが、脳の中に出るのだそうです。
「エンドルフィン」が出ると、どうなるのでしょうか?
いっぱいいいことがあるのですが、その中から2つ紹介します。
一つは、かぜなどの病気にかかりにくくなります。
人間には、体に入ってくる病気のもとをやっつける力がありますが、
その力が強くなって、病気にかかりにくくなるのだそうです。
笑うことは、健康にとてもいいのです。
アレルギーにも効くと言われています。
もう一つは、頑張ろうという気持ちになることです。
幸せな気分になると嫌なことを忘れて、
これをやろう、あれをやろうと、積極的に挑戦する気持ちになっていくのです。
こうなれば、毎日がとても楽しくなります。
閉校まで、今日で85日となりました。
この85日を笑いがいっぱいの幸せな学級にしていきましょう。
そして、その幸せを浜松中部学園につなげていきましょう。
今年1年が、みなさんが家でも学校でも、
いつも笑い声が絶えない毎日であることを願っています。
続いて、3学期に頑張ることの発表。
りこさん(1年)。
めるさん(3年)。
あんじゅさん(5年)。
「閉校」という言葉が、どの子の発表の中にもありました。
最後に、校歌を歌いました。
伴奏は、ももさん(6年)。
3学期、あっという間に過ぎていくんだろうと思います。
特別な3学期であることを、子供たちも職員も分かっています。
改めて、一日一日を大事にしたいと思った今日でした。
保護者、地域のみなさん、本校の最終章にご支援・ご協力をお願いします!