今日は、全校朝会がありました。
朝のあいさつは、しゅりさん(2年)。
「閉校まで61日となりました。毎日元気よく過ごしましょう。おはようございます。」
校長先生のお話。テーマは「人の心を大切にする北の子」。
みなさんは、ジョージ・ワシントンという名前を聞いたことがありますか?
アメリカの初代大統領です。
アメリカの首都は、初代大統領ワシントンの名前から付けられました。
ワシントンは、かなり乱暴な子供でした。
父親の大切にしていた桜の木を切ってしまった話は有名です。
ワシントンはとんでもないいたずらが多く、父親は大変困っていました。
あまりにもいろいろな悪さをするので、
ある日、台所の大きな柱の所にワシントンを呼び、こう話しました。
「これから悪いことをしたら、この柱に太い釘を打ち込むことにする。
良いことをしたら、釘を1本抜くことにしよう。」
そう言って、ワシントンが悪い行いをしないように話しました。
しかし、なかなかワシントンの乱暴やいたずらは、簡単にやみませんでした。
何度も何度も同じあやまちを繰り返して、柱は釘だらけになってしまいました。
年月がたち、ようやく落ち着いて自分の行動を振り返ることができ、
良い行いをしたり人を助けたり、優しい心で行動することができるようになってきました。
そこで、父親は約束通り、釘を抜いてくれました。
そして、とうとう最後の釘を抜くときがきたとき、父親はワシントンを呼んで、
「お前は本当にいい子になった。ごらん、釘は1本もなくなった。」
と、言いました。
ワシントンは父親に誉められて、うれしそうに釘のなくなった柱を触りました。
そして、さらにこう続けたのです。
「この柱に釘は1本もなくなった。だが、見てごらん。この釘の穴は直すことができない。
神様でなければ、この釘の穴を元通りにすることはできないんだよ。」
「釘が打たれた後の穴は、そのまま残るんだ。
いくらあやまっても、いくら良いことを重ねても、一度傷つけた心の傷は消えない。
だから、決して人を傷つけてはいけないんだ。」
と、言いました。
その後のワシントンは、
いつも「釘は抜けばいい」ではなく、「釘を打ち込んではならない」との考えのもと、
大統領として素晴らしい仕事をしたと言われています。
みなさんはどうでしょうか?
自分自身に、そして、自分の周りの人に、
「一生消えない釘の穴」を作ってしまっていないでしょうか?
北小での生活が、あと61日となりました。
家族や友達、地域の人を大切にして、自分に厳しく、人の優しくして、
決して「釘を打ち込まない」「釘の穴を作らない」北の子として、
浜松中部学園につなげていってください。
続いて、表彰。
読書感想文コンクール、こうきくん(1年)。
紙上美術展、れおくん(2年)。
なわとび検定、5段合格のともかさん(5年)、5段・6段・名人合格のだいごくん(5年)。
そして、クロスカントリー大会に出場したそらさん(5年)。
たくさんの活躍、うれしいですね。
最後に、けいとくん(6年)の指揮、なごみさん(6年)の伴奏で、校歌を歌いました。
先週に比べ、かぜ、インフルエンザ等の欠席者増えてきました。
体調管理に気を付けてくださいね。
朝のあいさつは、しゅりさん(2年)。
「閉校まで61日となりました。毎日元気よく過ごしましょう。おはようございます。」
校長先生のお話。テーマは「人の心を大切にする北の子」。
みなさんは、ジョージ・ワシントンという名前を聞いたことがありますか?
アメリカの初代大統領です。
アメリカの首都は、初代大統領ワシントンの名前から付けられました。
ワシントンは、かなり乱暴な子供でした。
父親の大切にしていた桜の木を切ってしまった話は有名です。
ワシントンはとんでもないいたずらが多く、父親は大変困っていました。
あまりにもいろいろな悪さをするので、
ある日、台所の大きな柱の所にワシントンを呼び、こう話しました。
「これから悪いことをしたら、この柱に太い釘を打ち込むことにする。
良いことをしたら、釘を1本抜くことにしよう。」
そう言って、ワシントンが悪い行いをしないように話しました。
しかし、なかなかワシントンの乱暴やいたずらは、簡単にやみませんでした。
何度も何度も同じあやまちを繰り返して、柱は釘だらけになってしまいました。
年月がたち、ようやく落ち着いて自分の行動を振り返ることができ、
良い行いをしたり人を助けたり、優しい心で行動することができるようになってきました。
そこで、父親は約束通り、釘を抜いてくれました。
そして、とうとう最後の釘を抜くときがきたとき、父親はワシントンを呼んで、
「お前は本当にいい子になった。ごらん、釘は1本もなくなった。」
と、言いました。
ワシントンは父親に誉められて、うれしそうに釘のなくなった柱を触りました。
そして、さらにこう続けたのです。
「この柱に釘は1本もなくなった。だが、見てごらん。この釘の穴は直すことができない。
神様でなければ、この釘の穴を元通りにすることはできないんだよ。」
「釘が打たれた後の穴は、そのまま残るんだ。
いくらあやまっても、いくら良いことを重ねても、一度傷つけた心の傷は消えない。
だから、決して人を傷つけてはいけないんだ。」
と、言いました。
その後のワシントンは、
いつも「釘は抜けばいい」ではなく、「釘を打ち込んではならない」との考えのもと、
大統領として素晴らしい仕事をしたと言われています。
みなさんはどうでしょうか?
自分自身に、そして、自分の周りの人に、
「一生消えない釘の穴」を作ってしまっていないでしょうか?
北小での生活が、あと61日となりました。
家族や友達、地域の人を大切にして、自分に厳しく、人の優しくして、
決して「釘を打ち込まない」「釘の穴を作らない」北の子として、
浜松中部学園につなげていってください。
続いて、表彰。
読書感想文コンクール、こうきくん(1年)。
紙上美術展、れおくん(2年)。
なわとび検定、5段合格のともかさん(5年)、5段・6段・名人合格のだいごくん(5年)。
そして、クロスカントリー大会に出場したそらさん(5年)。
たくさんの活躍、うれしいですね。
最後に、けいとくん(6年)の指揮、なごみさん(6年)の伴奏で、校歌を歌いました。
先週に比べ、かぜ、インフルエンザ等の欠席者増えてきました。
体調管理に気を付けてくださいね。