学校保健委員会「自分・友達 ピア・サポートでつながろう」~夢をはぐくむ学校づくり推進事業~

2016年7月5日
    今日の給食のテーマは、「世界の料理 ブラジル」。
    リオデジャネイロ・オリンピックも近い!
    献立は、パン、牛乳、フェジョアーダ、ヴィナグレッチサラダ、アセロラゼリー。


    さて、今週は学校保健週間。


    今日の午後、元城小と合同で、学校保健委員会を開きました。


    テーマは、「自分・友達 ピア・サポートでつながろう」。


    まず、保健委員が、事前のアンケート結果を発表しました。


    その中で、
    「自分のことが好き、自分にはよいところがある等、自己肯定感が高まるとともに、
    人とかかわる“スキル”を身に付けると、もっと学校生活が楽しくなるのではないか。」
    という考察がありました。


    その“スキル”について学んでみようと、
    江之島高校の山口先生をお招きして、ピア・サポートを体験しました。


    ピア・サポートとは、
    コミュニケーション力を高めて、相談しやすい人間関係を築き、
    困ったときに仲間同士で解決していく手段のこと。


    今日は特に、ワークを通して、
    ピア・サポートの素地「お互いを知る、よく耳を傾ける、共感する」ことを体験。


    4つのワークをやりました。


    最初は、「バースデーライン」。


    ・・・誕生日月ごとに、言葉を使わず、ジェスチャーだけで、誕生日順に並び替えました。


    二つ目は、4~5人のグループで「自己紹介・ネームゲーム」。


    「~が好きな×××です。」
    「~が好きな×××さんのとなりの・・・が好きな○○○です。」
    「~が好きな×××さんのとなりの・・・が好きな○○○さんのとなりの・・・・・。」
    と、続けていきました。
    ・・・よ~く聴いていないと、何だったかな?となってしまいます。


    三つ目は、「さいころトーク」。


    さいころを転がして、出た目のテーマについて詳しく話します。
    「もし、魔法が1回だけ使えたら・・・。その理由は・・・。」
    「好きな動物は・・・。その理由は・・・。」
    ・・・知らなかった元城小の友達のことが、少しずつ分かっていきます。


    最後は、「名画づくり」。


    山口先生の指示に従って、画用紙に図を書き込んでいきました。
    「好きな色で、丸をかいてください。」
    「次の人は、好きな色で三角をかいてください。」
    「その次の人も、好きな色で三角をかいてください。」
    ・・・これを繰り返した後で、
    「自分たちがかいた絵が、何に見えますか?
     まずは、自分で題名をつけて、その後、グループで題名を一つ決めてください。」


    ・・・こんな調子で、ワークが進みました。


    子どもたちの表情から、雰囲気を感じ取っていただけますか?


    今日学んだ「お互いを知る、よく耳を傾ける、共感する」こと。


    明日からの生活に、生かしていってほしいなと思います。
    そして、それが、人とのかかわりを広めたり、深めたりして、
    さらに、楽しく学校生活を送ることにつながっていくようにと願っています。