浜松ホトニクス「光電子増倍管」講座

2016年1月12日
    浜松ホトニクス「光電子増倍管」講座が行われました。
    ホトニクスの方が、光電子増倍管について
    分かりやすく説明をしてくださいました。


    光の中で、目に見えているものは一部分。
    光電子増倍管とは、
    目に見えない光であるニュートリノをキャッチする機械だそうです。

    目に見えない光の中には、
    紫外線での日焼け、赤外線を使った水洗トイレの自動洗浄、
    X線でレントゲンを撮るなど、日常でよく聞くものもありました。


    ニュートリノの利用はまだ開発途上だそうで、
    どんなことに使えるか、みんなで考えてみました。
    グループの話し合いが盛り上がりました。


    「地球環境を守るために使えるんじゃないか。」
    「絶滅危惧種の保護のために役立てることができるんじゃないか。」
    という意見が出てきました。

    特別な機械を使って、見えない光を見る体験もしました。
    見えない光を強くすると、暗闇の中も見えてしまったり、




    機械をのぞき込むと、
    このボードから出ている赤外線が見えたり・・・。






    2025年に、ハイパーカミオカンデが始動予定とのこと。
    この講座に参加した子どもの中から、研究者が現れるかもしれません。