今朝は全校朝会でした!

2015年11月2日
    11月に入りました。
    気付いてみたら、今年も残すところ2か月。
    寒くなるわけです。
    今日は久しぶりの雨で、一段と肌寒い1日でした。

    さて、今朝は全校朝会がありました。
    代表のあいさつは、悠希くん(3年)。


    続いて、校長先生のお話。

    ・・・徳川家康と浜松は、大変深い関係があります。
    浜松城を築いたのは、徳川家康です。
    家康は29歳から17年間、ここ浜松で多くの戦を経験し、
    5万石から天下統一をする大名に出世していきました。
    浜松城のことが「出世城」とか、「出世のまち 浜松」とか言われるのは、
    家康の出世が、浜松城から始まったからです。


    戦国時代を生き抜き、ついには「天下人」の地位をつかんだ家康の生涯で、
    最も大きな負け戦が、1572年、武田信玄に挑んだ三方ヶ原の合戦です。
    家康が31歳のときです。
    合戦に敗れ、大切な家臣を数多く失い、命からがら浜松城に逃げ帰りました。
    途中、武田軍に追われる恐怖を味わいました。


    城に戻った家康は、とても疲れていました。
    また、負けた悔しさと恐ろしさもありました。
    なぜ負けたのだろうと悩みました。
    その様子を、絵師に描かせました。
    その絵が、有名な「しかみ像」です。
    大大名のときに描かれた堂々とした様子の肖像画とは、まるで別人のようです。


    この絵を手元に置き、同じ失敗をしないようにと心がけました。
    最後には天下統一を成し遂げた家康ですが、
    その道のりは長く、失敗も数多くありました。
    しかし、失敗からたくさんのことを学びました。


    人は負けることを知りて 人より勝れり
    ・・・これは、家康が日々心に刻んできた言葉です。
    人は、負けたり失敗したりしたことを反省して、
    困難を乗り越えたりこれまでよりも強くなっていく・・・ということです。


    みなさんも失敗することを恐れないで挑戦してください。
    失敗したときは、家康のように反省して、
    同じ失敗を繰り返さないようにすることが、自分を強くすることにつながります。
    いろいろなことに挑戦して、夢をかなえましょう。
    そして、みなさんが夢をかなえることが、「出世のまち 浜松」につながります。
    ・・・と結ばれました。

    続いて、表彰。
    部会陸上記録会、浜松市陸上大会。
     

     

    理科の自由研究。
     



    読書感想文コンクール。
     

    最後に、校歌を歌いました。


    閉校実行委員会が立ち上がり、記念誌の作成に動き出したこと、
    先日、便りが配られました。


    5年生の北の子学習(総合)では、
    地域の方をお招きして、閉校への思いを語ってもらっていること、
    ブログでも紹介しています。


    こうしてみんなで校歌を歌う機会、何回あるかな?
    一回一回を大切にしてほしいな。
    ・・・子どもたちの元気な歌声を聞いて、強く思いました。