校長室の黒板に書かれた「
12」という校長先生の文字。
先週の金曜日、うれしいことがありました。
久しぶりに、全校全員が出席、欠席者ゼロだったこと・・・今年度、12日目。
目標は20日です。近付けるといいなと思います。
さて、今日は全校朝会でした。
朝のあいさつ。
「冬休みまで、頑張りましょう。おはようございます。」と、2年生のりくくん。
校長先生のお話。今日のテーマは「外に出て宝物を見つけよう」。
・・・先日の朝、3年生のよしのすけくんとはるきくんが、
体力づくりのために運動場を走っているとき、運動場の隅に宝物を見付けました。
宝物は、宝石でも金貨でもありません。
それは、動物の糞(ふん)です。
その糞はオレンジ色で、柿の種が入っていました。
きっと、柿をたくさん食べたのでしょう。
時々、銀杏(ぎんなん)が混じった糞もあると、教頭先生が言っていました。
恐らく、タヌキの糞だろうということです。
動物の糞から、動物が何を食べているのかが分かります。
そして、どの動物が出した糞かも分かります。
さらに、北小にタヌキが住んでいることも分かりました。
校長先生も、夏、プールの近くでタヌキを目撃しました。
これも、つい最近の話です。
校内を片付けていた教頭先生が、プールで宝物を発見しました。
カワセミです。
カワセミは、きれいな川の近くで見かけます。
小魚をえさとしているため、
生き物がたくさんいる川の近くの木の枝にとまっていることが多いそうです。
カワセミの羽は、とてもきれいな色をしています。
まさしく、宝のようなきれいな羽を持っているので、「清流の宝石」と呼ばれます。
こんな街の真ん中にもカワセミがいるということは、
この周りに豊かな自然があることであり、
この自然を街の人たちが大切にしていることが分かります。
そして、その豊かな自然を、私たちも大切にしていかねばならないと気付かされます。
運動場や校庭に出ると、体が鍛えられるばかりでなく、
たくさんのことを見たり聞いたり考えたりすることができます。
また、友達と一緒に励まし合いながらマラソンをしたり、縄跳びをしたりすると、
友達の気持ちや考えていることが、すごく分かるようになります。
それは、みなさんにとって、智・仁・勇の宝物を得ることになります。
外に出ると、教室だけでは見付けることのできない、
すてきな宝物に出会うことができるはずです。
これから寒くなりますが、寒いからこそ外に出て体を鍛え、
植物や動物、自然の変化など、たくさんの宝物を手にしてください。
そして、どんな宝物を見付けたのか、先生たちに紹介してください。・・・
縄跳びの表彰がありました。
5段 かえでさん(5年)
6段、名人 ゆらさん(5年)
達人 じょいくん(5年)
みんな、進級目指して頑張っていきましょう!