ストレスをためないように・・・

2015年6月19日
    昨日のこと。
    浜松市精神健康福祉センターの香川さんが来校し、
    4年生の子どもたちに「ストレスマネジメント教室」を開いてくれました。

    「体が病気になることもあるけど、心が病気になることもあるんだよ。
    精神保健福祉センターは、心が病気の人を元気になるようにサポートするところ。」
    と、香川さん。


    まず、カードの並べ替えゲーム。
    「ストレス、ストレッサー、コーピングの3つの言葉が、今日のキーワードです。」


    続いて、スライドを見ながら、「ぞうのアリス」というお話を聞きました。


    お話の中のストレス場面で、どんな対処をするとよいか考えました。


    「ストレスを感じると、体にサインが出ます。
    心臓がはやくなってドキドキしたり、筋肉が緊張して固くなってカチンコチンになったり、
    体温が上がってカッカカッカしたり、汗が出て手のひらがベタベタしたり・・・。」
    「そのストレスの原因となることをストレッサーと言います。
    例えば、部屋が暑い・寒いとか、音がうるさいとか、
    誰かに怒られたりとか友達とけんかしたりとか・・・。」


    「そして、ストレスを何とかしようと思ってすることを、コーピングと言います。
    コーピングには、いいコーピングと悪いコーピングがあります。」
    「悪いコーピングは、きれる、たたく、ける、嫌なことを言う、何もしなくなる・・・。
    では、いいコーピングは?」
    みんなで話し合いました。


    最後に、ストレスを解消するための一つとして、
    腹式呼吸などリラックスする方法を教わりました。


    「私はたまに、とても強いストレスを感じることがあります。
    それで、むかついてイライラします。
    これからそんなときは、よいコーピングをしてストレスを解消したいです。」
                      ~学習後の子どもの感想文から一部抜粋~


    子どもたちが、本教室の資料を持ち帰りました。
    ご家庭でも、ストレスの解消方法、いいコーピングについて
    話題にしていただけると幸いです。