執行部・専門委員長より④

2025年10月15日
    昨日から始まった、体育大会熱闘WEEK雨にも負けず練習を頑張りました

    体育大会まであと2週間となり、だんだんと熱く盛り上がってきています!
    団長をはじめ、初日から燃え上がるような練習で、本番が楽しみindecision

    引き続き、生徒会執行部、専門委員長からのメッセージです
    本日は、保体委員長を務めてくれた川島華瑛さん、給食委員長を務めてくれた田邊蒼槙さんです!

     
     私は委員長としての一年間を通して、周りの人に支えられて委員会を行えているということと、計画的に物事を行う大切さを学びました。
    一年前、保体委員長に任命されたとき、一度も経験したことのない委員会で、委員長としての役割はもちろん、常時活動の内容すら分からず、何を目標にすべきか、どのような活動をしていくのかなど、分からないことが非常に多く、活動方針を決めるにも大変苦労しました。「何も知らない自分に委員長が務まるのだろうか」と、不安な気持ちで胸がいっぱいでした。しかし、顧問の先生や前任の先輩が、分からないことがあればいつも優しく丁寧に教えてくださり、そのおかげで少しずつ委員長としての仕事に慣れていくことができました。さらに、イベントの企画では保体委員の皆さんが多くの案を積極的に出してくれたほか、運営面でもスライドやクイズの作成、掲示物の準備などを率先して行ってくれました。そして、たくさんの生徒の皆さんがイベントに参加してくださり、先生方も準備や運営に協力してくださったことで、多くの方々の支えを受けながらイベントを成功させることができました。
     
    一方、日々の委員会活動や部活動を両立する中で、私は議案書の作成や月別計画表の作成、委員会の顧問の先生との話し合いをしているのと同時に、部活動の仕事もあり自分のやるべきことが把握できていませんでした。そのせいでいくつかの仕事を忘れてしまっていたり、後回しにしてしまって提出が遅れたりしてしまいました。全体を把握することと計画的に何をいつやるべきかを考える力が必要だとわかりました。改善するためにどうしたらよいかを先生に相談すると、「まず、全体のスケジュールをリストアップして、締め切りや重要度に応じて優先順位をつけると良い」と教えてくださり、実際にやってみると予定が整理されて焦らず一つひとつの仕事に向き合えるようになり、提出物の遅れが減りました。また、委員会や部活動など複数の役割を担っているからこそ一つ一つに仕事を「いつ・どこで・どのように」取り組むかを具体的に決めておくことが大切だと感じました。

    このような経験から私は先生方や先輩、生徒の皆さんの温かい支えがなかったら、保体委員長として委員会の運営をやり遂げることができなかったと思います。これまで先生方や先輩が支え、助けてくださった分、今度は私が先輩のように、後輩を支えられる存在になりたいと思っています。一年間ありがとうございました。
    (保体委員長 川島華瑛)



     
     給食委員長という大役を一年間やってみて学んだことが、3つあります。
    1つ目は、自分が企画した活動にみんなが積極的に参加してもらうにはどうしたらいいかです。僕は、人前に立って話すことが苦手で、ずっとそれを避けてきました。二年生の後期に給食委員長に任命されたときに、自分にできるか不安でしたが、任命されたこともいい機会だと、苦手なことを克服できたらと思い引き受けることにしました。最初は、自分が言いたいことをうまく委員のみんなに伝えることができませんでした。他の委員長さんたちはコミニケーション能力が高く、すごいなと感じていました。どうすれば自分の言いたいことが伝わるのかを考えるうちに、自分は他の委員長さんと同じようにできないため、プリントやスライドを作って相手に伝えられるようにすればいいのではないかと考えて実行してみました。すると、変化が見られ、委員のみんなに伝わっていると手応えがありました。他の委員長さんと同じじゃなくても、自分の方法で乗り越えることができるということが分かりました。
     
    2つ目は、給食委員の人たちの委員会の活動の効率が悪かったのでそれを正すにはどうすればいいかについてです。学校生活での時間は限られています。そうした中で、給食委員会の活動の時間が思ったよりも多く、給食委員の人たちの負担が大きいと感じました。そのため、給食委員の活動時間を効率よくしようと考えました。例えば、給食を各クラスが取りに来たのかをチェックして記録する配膳チェックファイルを一週間ずつ各クラスの給食委員が交代制で当番をしていました。しかし、僕が、ずっと週始めにその担当クラスにファイルを届けに行かないといけないことや当番である給食委員の人たちのクラスの四時間目が移動教室だと当番がすぐに行けなくなってしまうため、このルールを変えないといけないと思いました。新しくしたルールは、ファイルを配膳室に置き、自分が配らなくしたり、先生に協力してもらい、負担を軽減することにしました。このことから僕は、やる気と行動力があれば、ルールを変えることができると学びました。協力してくれる人もいました。これからも自分の思いと行動力を持って進んでいきたいと思います。
     
    3つ目は、自分だけで抱え込まずに、他の人たちに協力してもらうことについてです。自分は自分だけで問題を抱え込んでしまうクセがあります。例えば、給食当番が忘れたり間違えた場合、しばらくの間、僕が一人でフォローしていました。委員長の仕事が忙しくなり、一人だけでは対応できなくなりました。そこで、そういう場合は各クラスの給食委員に対応してもらうようお願いしてみました。その結果、僕は、自分の仕事に集中できるようになりました。また僕が、具合が悪く、休んでしまい委員長の仕事ができなかったときも給食委員のみんなが代わりに対応してくれたため、スムーズに給食が回りました。協力してくれた給食委員や先生たちに本当に感謝しています。このことから自分だけで抱え込まず、時には他の人たちに頼ることも大切だということが分かりました。
     
    僕がこの一年で改革したのが、可美中春の陣、梅雨の陣、夏の陣です。昨年は給食の配膳や片付けがうまくいってないと感じてました。それを改善しようと思い、配膳や片付けをポイント化して、その合計点を各クラスで競い合うことを企画・実行しました。みなさんが意欲的に楽しんで参加してくれて配膳や片付けをしっかりできるようになり、改革できて、本当に良かったです。

    給食委員長を引き受けて、当初は心配だらけでしたが、一年を振り返ってみれば、給食委員会の活動で多くのことを学び、他の委員長さんからも学びました。助けてくれたたくさんの人や協力してくれた人たち、先生方がいてくれたおかげで、どうにか勤め上げることができました。本当にみなさんに感謝しています。ありがとうございました。この経験を活かして、これからもいろいろなことに一生懸命、取り組んでいきたいと思います。みなさんご協力ありがとうございました。(給食委員長 田邊蒼槙)