3学期がスタートしました

2021年1月7日
    今日から3学期がスタートしました。始業式での【校長式辞】、【代表生徒の抱負】を掲載します。
    【校長式辞】一部抜粋
    皆さんの新年の抱負は何ですか。
    抱負とは、心の中で抱いている計画や決意のこと 「目標」に似ています。
    抱負を決める良さは、1年を通しての目標がはっきりする、これまでの自分と向き合ってみることなどです。
     
    2学期終業式では、「皆さんが学校で学ぶ」「開成中学校で学ぶ」ことについて話しました。
    さて、学ぶ、そもそも 「学び」 とは何でしょうか。
    学校では、授業、学級生活、特別活動、生徒会、部活動など多くの活動があります。
    その中に、「学び」につながるものがたくさんあります。
    ”学びの本質”は、覚えることではありません。「学んだときに何を考えたか」です。
    もちろん知識が重要なことも事実です。しかし、その知識をもとにどう考えるかが求められます。
    覚えるだけではなく、考え、判断し、実行するのは私たちの力です。
    分かったことをどう組み合わせ、どう説明し、判断し、実行するのかということです。
    正しい情報・知識に基づいて、よりよい答え、最適な答えを求めようとすることが大事です。
     
    その力をつけるために、皆さんは毎日各教科の授業に取り組んでいます。
    それぞれ教科ごとに学ぶ意義、意味があります。
    私の本棚に 「意味が分かれば、数学の風景が見えてくる」という本があります。
    数学で扱う題材それぞれに「意味」があり、それがわかると、その次に「数学の風景」が見えてくるというのです。
    実際読んでみると、普段教室で勉強している事柄が、こういう意味やそういう背景があるのだと知ることができ、大変興味深い思いがしましたし、より深く理解することができました。
    きっと他の教科にも同じような、または全く別の風景があると思います。
    それは、授業だけではありません、最初に言った行事や部活動、学級生活の中にもあるはずです。

    中学校で学ぶ意味が分かれば、学びの風景が見えてくると思います。
    それを先生方や友達と一緒に探したり、考えたり、教えてもらったりすることが君たちの成長につながります。
    君たちの 『「学び」に向かう力』 をつける場は、学校にたくさんあります。
     
    今日から新学期が始まります。
    引き続き、新型コロナウィルスの感染拡大防止に取り組みます。お互いに声かけあって気をつけましょう。健康観察も継続します。
    その中で、工夫して学びを進めていきましょう。
    3年生は間近に迫った進路決定に向け全力で、今すべきことを考え、実行してください。そして、卒業式に向け、納得のできる義務教育最後の学期を過ごしていきましょう。
    1・2年生は、新年の決意をもって、この学年のまとめをし、次の学年への備えを進めていきましょう。そして、開成中の伝統を引き継ぎ、3年生が安心して卒業できるよう過ごしていきましょう。
    【代表生徒の抱負】 2年女子
    私が大好きなサウンドオブミュージックに「すべての山に登れ」という歌があります。「すべての山に登りなさい。すべての川を渡り、すべての虹を追いかけなさい。夢を見つけ出すまで。」と歌われます。
    私はまだ自分の将来の夢が見つかっていません。夢に向かって頑張っている人を見て、不安になることもあります。でも、私はこの歌にあるように、夢が見つかるまで、自分の道を信じて歩んでいきたいと思っています。

    私は、小学1年生から今日まで、学級閉鎖や休校期間を除いて、一日も学校を休んだことがありません。「テストが嫌だな。」「持久走が嫌だな。」「学校に行きたくないな。」と思ったことは何度もあります。でも、休まないように頑張ってきました。一度嫌なことから逃げたら、これから先ずっと嫌なことから逃げる人生になると思ったからです。
    嫌だなとか、不安だな、と思ったときには、一度立ち止まるようにしています。すると、みんなが声を掛けてくれます。一緒に頑張ってくれる友達、応援してくれる先生、みんなのおかげで、私は部活も勉強も学校行事も頑張ることができています。

    2学期にみんなで行った野外活動では、班のみんなとポイントハイクを行いました。一人だったら、道に迷って、きっと途中で挫折していたと思います。でも、みんながいたから、また行きたいと思うほど楽しく感じました。これから歩む人生という道でも、途中で迷ったりくじけそうになったりするのもしれません。しかし、困難な道でも、仲間と一緒に進む道は、楽しいものだと感じられるようになりました。3学期も、その先も、クラスメイトや部活の仲間、生徒会のメンバー、先生方と、毎日を「楽しい」と感じられるように生活していきたいと思っています。