「命について考える日」では、病気と闘った中学生のスピーチを教材にして、「本当の幸せとは?」の道徳授業を行いました。小学生の時に骨肉腫を患い、闘病生活を送ってきた中で、「今、生きていること」がとてもありがたく、幸せなことだと感じたそうです。戦争や人の命を奪う犯罪、いじめによる自殺などのニュースを見る度に怒りの気持ちが込み上げ、いったいどれほどの人が、これらの悲しいことに対して真剣に向き合っているのでしょうかと語っています。そして、今生きていることに感謝して悔いのない人生を送って下さいとメッセージを送っています。
子供たちは、そのメッセージに真剣に耳を傾け、普段の生活がいかに幸せなことであるか感じることができたようです。また、自分の命も友達の命も大切にしていこうという思いをもつこともできました。