3年生は総合的な学習の時間「県居大好き」で、学区のことについて学習しています。
4月、5月の学習では、県居地区について子供たちからたくさんの「問い」が生まれました。
〇昔を感じることが多い場所だな。伊場遺跡があるし、賀茂真淵先生のゆかりの場所でもある。
〇坂が多いな。どうして、みんな坂に名前が付いているのかな。
〇JR浜松工場が近くにあって、学校の南側にはポッポ道もある。何か関係があるのかな。
〇県居小近くには、川が1つしかないな。堀留川はどんな川なのかな。
〇おいしそうなお店や、協働センター、ホテルなど、施設が多いな。いろいろな施設に行ってみたいな。
その、「問い」を解決すべく、6月は学区探検に出掛けています。
まず、賀茂真淵記念館を訪問し、賀茂真淵先生と県居地区やふるさと浜松のつながりについて、館長の池谷先生からお話を聞きました。
そして、6月6日の探検では、伊場遺跡と堀留川を探検しました。
伊場遺跡は、「遠江国敷智郡(とおとおみのくにふちぐん)」の役所跡ということが分かりました。
何と、弥生時代から平安時代、ここはこの辺りの政治の中心部だったんですね。
そして、堀留川。マップで見ると、なぜかまっすぐの川です。
それは、明治4年に3か月で、地域の人が掘って作った運河だったからということが分かりました。
ボランティアの山﨑さんからは、山﨑さんのお父さんが戦前幼いころ、この運河で弁天島の海水浴に行った話も聞くことができました。
まだまだ、探検は続きます。
新しい県居地区との出会いに、ワクワクしている3年生です。