7月13日(水)に、5年生はみやこだ学習で、イネの中間管理を行いました。晴天でしたが、大変気温の高い日となったので、熱中症に気を付けながら作業を行いました。
到着後、教えてくださる地域の皆さんから作業の説明を伺いました。イネが成長してくると、土の中にガスが溜まってくるそうです。田んぼに入って土の上を歩くと、溜まったガスを抜くことができます。また、イネの根の部分を優しく触ると、イネが活性化されるのだそうです。
中間管理でやるべきことが分かったので、早速田んぼに入りました。始めは、恐る恐るという感じでした。
中間管理でやるべきことが分かったので、早速田んぼに入りました。始めは、恐る恐るという感じでした。
イネとイネの間を歩きながら、根の部分を優しく触りました。時々、土から足が抜けなくなったり、バランスを崩して転びそうになったりしながらも、広い田んぼを進みました。
一通りのガス抜きが終わったので、自由時間になりました。カエルやバッタ、オケラなどを見つけて盛り上がる子供たちや、
歩くことに慣れたので、走って移動する子や、
「鬼ごっこをやろう。」と走り出す子や、
田んぼの端から端まで、競走する子などが見られました
普段なかなかできない体験をすることができ、子供たちは満足したようでした。
体に付いた土を洗い流してから、質問タイムになりました。子供たちは、みやこだ学習の時間に、米作りについて調べたいと思ったことをそれぞれに調べ、そこからさらに広がった疑問を尋ねていました。「肥料によって昆虫などが減ってきていると知ったが、普段の作業でそのようなことは感じられますか?」「機械で作業することはとても便利だと思うが、その中でも困ったことはありますか?」「直播きによる農法があるそうですが、どのように思いますか?」など、予備知識がなければできない質問が出され、感心しました。1つ1つの質問に、とても丁寧に答えていただきました。
5年生の皆さん、今日は貴重な体験をさせていただきましたね。米は、私たち日本人にとって、なくてはならない食材です。様々な面から調べたり、思いを広げたりして、新たな疑問点や課題にチャレンジしていってくださいね。