PTA広報部 NO.43 「校長先生とPTA会長の対談④」

2022年10月28日

    校長先生は何のスポーツをされていたんですか。

     

    校:わたしも、実はバスケをずっとやってたんですよ。

     

    会:神久呂中学校の校長先生も、バスケをやっていたそうですよ。つながりがありますね。たまたまですけど、協力していた
      だけそうでありがたいと思います。

    先ほど、コミュニティ・スクールの話が少し出ましたが、コミュニティ・スクールで部活を見ていただける方を募るということはしないんでしょうか?

     

    校:それは、ちょっと違うんですね。

    コミュニティ・スクールというのは、あくまで学校の教育目標である「気づき・考え、行動する子」の実現のために学校側が地域の方に理解していただいて、一緒に子供たちを育てていこうとするものなんです。

     

    会:そうなんですね。

     

    校:コミュニティ・スクールで地域の方と関わる中で、子供たちはいつもとは違う授業・活動の楽しさを味わっていますね。

    地域の方も実際に学校に来て、子供たちに教えたり伝えたりということを通して、やりがいや生きがいのようなものを感じていただけているのかなと思っています。

    地域の方と学校が手を携えて教育活動を行っていこうとする、大事な取り組みですね。

     

    会:なるほど。

     

    校:この学校教育目標「気づき・考え、行動する子」は平成9年に制定されたそうです。25年くらい変わっていないんですよ。

    今、神久呂出身の30代~40代の方から下の世代は、この学校教育目標の中で育ったわけで、ある意味、地域の教育の基盤になっていると思います。中学校にも似たような感じの学校教育目標があります。

     

    会:はい。

     

    校:自己有用感という言葉があります。子供自身が「自分を必要とされている」と感じることですね。

     

    会:教育現場でよく聞かれる言葉ですよね。

     

    校:学級の中にも、地域の中にも居場所があるというか、そういった感覚を育てていこうということは、小中学校共通のテーマですね。

    コミュニティ・スクールの会議も、そういった共通した認識の中で行われています。

    学校がずっと続いていく中で、学校教育目標は変えずに基盤となっていることは間違いないですね。

     

    …………………………………………………………………………………………………つづく

    校長:山田英明先生

    PTA会長:川尻尚純さん

    企画・撮影:PTA広報部 石田里江 野沢亜紀 松下香

    構成・編集:PTA副会長 菊池千波

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